○H19(2007)年度入試問題/参考作品


芸術理論領域 芸術理論専攻

【推薦入試】


[小論文]90分 1,200字
○次のテーマについて、1,200字程度で述べよ。
美しいものや芸術作品との印象的な関わり、すなわち美的な経験と、それらについて学び、研究を深めること、この二つの事柄について両者の違いが明らかになるようにそれぞれの特質を述べなさい。その際、自らの経験や今後の抱負を交えながら具体的に述べること。

面接:研究はそれを行う人によって方向が決まる。大学において研究するための高い知的好奇心、調査能力、そして固い意志を持っているかを確認します。



【一般入試
-I-期】

[小論文]90分 1,200字
○現在までに、あなたが見たり関心をもってきた美術作品のほかにも、多様で豊かな美術の世界があるわけですが、これから出会うことになるこの豊饒な世界に対して、どのように向き合い、楽しみ、生活や人生に役立ててゆきたいと思いますか。具体的に明快に述べなさい。

[鑑賞論文]90分 1,200字
○A、Bの作品からひとつを選び、全体から受ける印象、細部に関して気付いたこと、この絵の特色、画家が表したかったと思われるものや、工夫したと考えられる点、共感することなど、思うところを自由に述べなさい。

 A:長谷川等伯「松林図」(16世紀後半)
 B:ジョン・カンスタブル「乾草車」(1821年・イギリス)

面接:研究はそれを行う人によって方向が決まる。大学において研究するための高い知的好奇心、調査能力、そして固い意志を持っているかを確認します。



【一般入試
-II-期】

[小論文]90分 1,200字
○人が芸術を生みだすときの心の行動や、日々の生活を送るときのそれとの間には、どのような違いがあると思いますか。また、この二つの異なる領域が、どのように関わり合うことが望ましいと考えますか。更に、そのような世界を創っていくメンバーのひとりとして、今後実行していきたいと思う事柄があれば述べなさい。具体的にできるだけ明瞭に述べなさい。

[鑑賞論文]90分 1,200字
○A、Bの作品のうち、一つを選んで、感じたこと、想像したこと、考えたことなどを読み手によく伝わるような表現を工夫して述べなさい。

 A:東山魁夷「花明り」(1968/昭和43年)
 B:オディロン・ルドン「シーター」(1932年・フランス)

面接:研究はそれを行う人によって方向が決まる。大学において研究するための高い知的好奇心、調査能力、そして固い意志を持っているかを確認します。



【一般入試
-III-期】

[小論文]90分 1,200字
○次の(1)と(2)両方の問いについて、考えを述べなさい。
(1)現代において、美術という行為やその成果は、どのような特質のものとして人々に受け入れられ、影響を与え、社会のうちに位置づけられていると思いますか。
(2)次に、あなた自身が今後、未来社会の担い手のひとりとして、美術と社会の関わりに関して、どのようなことを行ってみたいですか。ヴィジョンを自由に思い描き、それを具体的にわかりやすい文章で述べること。

[鑑賞論文]90分 1,200字
○A、Bの作品のうち、一つを選んで、感じたこと、想像したこと、考えたことなどを読み手によく伝わるような表現を工夫して述べなさい。

 A:関根伸夫「空想」(1969/昭和44年)
 B:ルネ・マグリット「ピレネーの城」(1959年・ベルギー)

面接:研究はそれを行う人によって方向が決まる。大学において研究するための高い知的好奇心、調査能力、そして固い意志を持っているかを確認します。



○出題のねらい
芸術作品を見て、そこからどんなものを感じ取ることができるか。感じ取ったことを伝えるための文章を書けるか。これから長い間、芸術と付き合ってゆく意思があるか。以上の項目にそって、鑑賞能力・文章力・芸術に関わる積極性を総合的に見ます。

○評価のポイント
出題の意図が読み取れたか。作品の部分の細かい表現が見分けられたか。取り込んだ情報を説明しやすいように区分し、組み立てられたか。報告したい自分の意図が正確に文章として表されたか。

○アドバイス
問題の意味を落ち着いて考えること。鑑賞作品が複数あった場合は、説明しやすい方を取り上げ、特にポイントになる部分を探し出すこと。自分の言葉で書き、文章の長さはあまり気にしない方がいいでしょう。ただし、短すぎるのは避けましょう。



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