文星芸術大学 大学院 芸術研究科 美術専攻
| 博士(前期)課程 2年間 | 博士(後期)課程 3年間 |
| 研究領域 | 研究分野 | 研究領域 | 研究分野 | 研究内容 |
| 造形芸術 | 日本画 油画 彫刻 |
造形創作 | 絵画制作 | 日本画 油画 |
| 彫刻制作 | 彫刻 |
| 機能芸術 |
デザイン デジタルグラフィックス マンガ 染織 陶芸 |
デザイン制作 | デザイン デジタルグラフィックス |
| 工芸制作 | 染織 陶芸 |
| 芸術理論 | 美術理論・美術史 | 芸術理論 | 芸術理論 | 芸術理論 |
■平成11年、個性を重視した芸術教育の実現、敬の精神を基本にした人間形成、そして、地域社会の芸術文化との連携を教育研究上の理念として文星芸術大学は誕生しました。以来、芸術文化を創造するための研究活動を行ってきました。その研究活動をさらに押し進め、今日の科学技術の革新・情報化・国際化、あるいは社会の著しい変化に対応するために、平成15年4月「文星芸術大学大学院芸術研究科美術専攻(修士課程)」を開設しました。
■本大学院研究科では、造形創作、芸術理論の2研究領域を設定し、造形創作領域には、絵画制作、彫刻制作、デザイン制作、工芸制作の4コース、芸術理論領域には、芸術理論の1コースの研究分野をそれぞれ設け、学部教育において修得してきた制作技術と造形理念及び芸術理論を踏まえ、より高度な専門的知識・能力をもった人材の育成を目指して教育・研究を行います。
■平成17年4月「文星芸術大学大学院芸術研究科美術専攻博士課程(後期)」を開設しました。既存の修士課程が博士課程前期に移行した上、後期が新設され、前・後期の博士課程に変更となります。
※下記区分は博士課程・後期の研究分野です
●絵画制作
■大学で学んだ専門教育を基礎として、日本画の独自性と、伝統的な専門分野のより深い研究と創作者の視点に立った古典研究とを推進し、日本画の新しい展開に繋げます。また、恵まれた栃木の自然環境を、より高次な創造性へと結びつけ、同時に自己を高め、精神的にも豊かな人間完成を目指して創作・研究活動を行います。
■絵画・造形の研究を更に深めて、表現能力を一層高めると同時に、構成力を養うための基本的的な課題を設定し、知的な造形力の修得を目指します。造形作家には、一つのスタイルを生涯を通して深化させていくタイプと、時代に呼応してスタイルとジャンルを変化させるタイプに大別されますが、大学院生は、大部分が作家志望でしょうから、個々の資質、要望に応じた研究・指導態勢を整えていきます。
●彫刻制作
■実技の修得とともに、「手と目」を養い、自己の感性を磨き、何をどう表現するのかという問題意識を成長させ、生涯を通じて、自己のテーマなども深く模索する研究内容にします。また、彫刻研究は、具象・抽象を問わず、彫刻全般の構成・秩序・技法等の総合研究と、表現の多様性、質的高さを追求します。そして、積極的に展覧会・コンクール等への応募を通じて、客観的な評価を検証していく態度を養います。
●デザイン制作
■デザインでは、4つの分野によって構成されています。
1.情報デザイン
印刷メディアにおける編集、広告、CI、サイン、パッケージ、コマーシャルフォト、Webデザイン等の制作実務、映像メディアの素材研究とソフト制作について学習し、産業界の実体を研修することで先端メディアの手法と可能性を模索します。
2.プロダクトデザイン
時代の変化に伴う道具形態の在り方を追求すると共に、精神感度を高める「美」についての洞察と研究をします。理論と実践を重ねながら生活効率と快適性の認識を実践させます。
3.空間デザイン
インテリア、ディスプレイ、ランドスケープ、モニュメント等、人間の視覚認識と人間の行動原則を理解し、形と寸法、距離感とスケールの意味を考えます。又、空間デザインは、人間の生活環境が、真に自然との共生の中で利便性と快適性を包括する具体的なもの作りであることを認識させます。
4. 描画装飾
上記3つの研究分野に附随する表現要素として描画と装飾は欠かせぬ技術です。人間本来の美的欲求として存在する装飾と描画の意味するものを精神の深層を探る視点から追求していきます。
■素手の感覚、あるいは素手の延長としての道具の意識や感覚を大事にし、現在まで人間が作り出してきた数多くの優れた表現手段が財産としてあるので、個々に合った表現を駆使して、豊かな画像表現技術の修得に力点をおいて研究を進めます。個々が研究目標(動・植物の再現、成長、動き、あるいは古代造創物の復元等)を設定し、プロレベルとして通用する完成度や、密度の高さを追求していきます。
●工芸制作
■学部での教育を深化させ、専門家としての高い教養と造形力を身につけるため、各自の研究テーマを設定して研究制作を行い、又過去に対する深い洞察力を基に現代社会と自己の制作位置を確認し、対外的な研究制作発表をしていきます。一方、染織のおかれている社会的状況を分析し、そのニーズと手仕事による製品との関係を多角的に捉え、オリジナルブランド化を目指していきます。
■作家としての研究制作発表。そして企業との連繋をも視野に入れた研究活動。また社会の中における幅広い陶芸教育研究(生涯教育機関、医療機関、小中高の教育現場等との連繋)等各自の研究テーマを設定し、専門家としての高い教養と造形力を身に付け、高い芸術性と、社会とのかかわりの可能性を追求していきます。
●芸術理論
■大学院での教育研究は、美術理論と美術の流れや美術作家・美術作品を軸とした歴史的展開の理解を中心に展開されます。学部教育の内容を深化・発展させる教育研究を行うものでありますが、芸術理論領域のいずれかの特別研究を履修し、その中から一つを選択して修士論文にまとめます。更に、他の選択科目を履修することによって、美術に関する幅広い領域の知識を身につけ、美の伝道師としての学識や創造的能力を高めます。また、研究の進捗に応じて、関係学会に加入し、学会への論文投稿も奨励します。
■不明な点がございましたら、教務課および、広報課までお問い合せください。