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■人びとの生活に機能する…
デザインは人びとの生活を生みだし、支えていくための〈生活装備〉をくふうする創造行為です。その対象は平面、立体、空間のなかにあり、領域は、人びとが伝え合うコミュニケーション、暮らしに役だつプロダクト、そこにいるための環境などのデザイン、さらに、これらの中間領域にわたって広がっています。
これら生活に必要なさまざまなものごとにおいて、人びとにとってそぐわしい機能を保持しながら、時代と社会に適合し、さらには精神的豊かさを形成する美しさを獲得するための〈形造り〉が機能芸術、またデザインです。この形づくり、造形の力を養うために、次のようなステップを踏みます。
■基礎から創作へ…
1〜2年次では、デザイン創作の基本を知り、基礎を養うための課題に取り組みます。描写力を身につけるとともに、平面・立体・空間、色彩、素材など造形の基本要素となるものの構成・技法・感覚を訓練し、さらに、基礎能力となる文字、レイアウト、製図、コンピュータプログラムなどを学び、表現の幅を広げるために写真、版画、シルクスクリーンを体験します。そうして、まずは身近な対象にしたデザイン課題に取り組みます。
こうした過程を経て、各自が適性や進みたい方向を知るようになった3年次からは、教授別の4つの研究室に別れ、さらに高度な課題に取り組み、デザイン力を深めていきます。こうして迎えた4年次の後半は、各自が創作人生のマイルストーンとなる卒業制作に取り組み、完成の喜びを味わいます。
大学院に進む学生は、さらに研究的姿勢を加えて自己の道を探究し深めていきます。また、栃木の産学共同プロジェクトに参加して実際化されるデザイン創作を体験する機会もあります。
■基礎知識と理論…
デザインにおいては、形を創造するに至る知性や計画能力が欠かせません。それを養うため、課題ごとに必要な調査研究や、知識・理論の講議、さらには、デザインマインド談や教師の体験談を話しています。ひとつひとつを重ねて、いつのまにか厚みと成すことができるのです。
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