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■彫刻…
立体であり、それが置かれる空間または場の核あるいは華となるもの。それには具象、抽象、オブジェ、レリーフ、動く彫刻であるモビール、そのほか立体物としてさまざまな広がりがあります。
もちろん彫刻は、単なる飾り物ではありません。それぞれの時代的、社会的、精神的潮流、あるいはその空間や場、すなわち時空に介在する芸術作者の主張などを表現し発信するメディアです。ギリシャ彫刻は人間哲学を、そのギリシャ彫刻を規範にしたルネッサンス彫刻は喜怒哀楽も交えた人間謳歌を、仏像においては仏の心、悟性の世界、人へのいやしや戒めを伝えています。日光東照宮にみる建築装飾彫刻群も、建物をただただ華美に豪華に飾るものでなく、天下泰平の平和がもつ意味、価値を具象化し、政経や人生のありかたを示すメッセージとして意図されています。
彫刻専攻においては、マン・ツー・マンによる指導を中心にしながら、ビデオやスライドなどを用いた講議を通じて現代から古典に及ぶアートの幅広い視野をもち、その視野に立って塑像、テラコッタ、石彫、木彫、金属、そして樹脂に及ぶ技法を習得し、理論と技術の両面から立体の魅力を探っていきます。
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