宇都宮文星短期大学
本学について

本学は平成20年度財団法人短期大学基準協会による第三者評価の結果、適格と認定されました。

◎建学の精神

本学園は、建学以来、「万変に処するに一敬を主とす」の古語に集約された敬の精神を教旨とし、その実践綱領として「一つ自己を敬え 一つ他人を敬え 一つ仕事を敬え」の「三敬」を一貫して体得することを校是とする。  自己(おのれ)を敬えとは、常に自信をもって事に当たり、自らを大切にし、自ら錬磨、自己の尊厳を自覚するよう努力することであり、他人(ひと)を敬えとは、常に他人の立場を理解し尊重して、他人に迷惑を掛けず、進んで他人のため、社会のために奉仕することに努力を重ねることであり、また、仕事(こと)を敬えとは、常に自分の本務を自覚し、勉学意欲を高め、勤労を愛する精神を培うよう努力することである。本短期大学においても、この「三敬精神」を建学の精神とする。

背景
本学の建学は、明治44年の宇都宮実用英語簿記学校の創立であるが、その後間もなく宇都宮実業学校と称して東京の早稲田実業学校と宇都宮実業学校は姉妹校の関係を結び、共に「敬の精神」を建学の精神としたのである。この建学の精神は、中国の古典にある「萬変に処するに一敬を主とす。」から得ている。 2つの実業学校はいずれも商業系の実業学校であって、職業教育(明治・大正・昭和前期は実業教育と称した)の 倫理道徳が課題であったのである。東洋道徳と西洋技術の結合の狙いがその背後にあり、その東洋道徳として「敬の精神」が選ばれたのである。商業には江戸時代から心学等の「商人道」の伝統も文化的な背景としてあった。 顧客との直接的な接触が重要である商業教育において、人間関係の改善・維持・発展は、商業技術の習得以上に教育価値をもつものであった。敬の精神は、出典からわかるように処世訓やマナーに近いものであるが、社会的な役割 を重視する日本の教育の特色と結び付いて、青年期自己の在り方を考えさせる重要な徳目となっている。 このように戦前からの建学の精神を受け継いで、平成元年に宇都宮文星短期大学が設立され、本学も「三敬精神」 を建学の精神としてきた。平成16年度からは、第3次産業の商業分野における「地域社会の人材ニーズを教育事業に反映させ、新しい地域社会の創出を目指す」という建学の精神をサービス業の分野に拡大するために宇都宮文星短期大学の文化学科を「地域総合文化学科」に改組して、建学精神のより一層の具体化を図ることとした。

◎教育理念・教育目的・教育目標

教育理念

本学は、教育基本法及び学校教育法に基づき、専門の学芸を教授研究し、「敬」の精神を教旨とした建学の精神の下に学業を通じて人格を形成するとともに、職業又は実際生活に必要な実践的能力を持った人材を育成して、社会の産業・経済・文化向上に寄与することを教育理念とする。

教育目的

本学は、建学の精神である「三敬精神」及び教育理念に基づき、地域文化の探求と発展を目指し、地域の多様なニーズに応え、地域総合カレッジとして創造性豊かな人材を育成することを教育目的とする。

教育目標

本学に地域文化、情報実務、調理栄養(調理師養成・栄養士養成・製菓衛生師養成)及び芸術文化の4領域を設け、それぞれの領域に関する高等教育レベルの知識や技術・技能を総合的に学びながら、コミュニティや職場に積極的に参画し、中心的な役割を担うことのできる人材の育成を教育目標とする。

◎アドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)

本学が定める地域総合文化学科の三つのフィールドである「総合キャリアフィールド」、「フードフィールド」、「アートフィールド」の目指す人材育成及び資質の形成方針を理解し、何れかのフィールドで意欲的、積極的に学ぼうとする学生を受け入れるため、次の基本方針に則り入学許可を与える。
(1) 社会における出来事や現象について、その状況や推移に興味関心を持っている人
(2) 社会生活を支えるものとして職業を捉え、それを学生自身の自己実現の手段として考えている人
(3) 好奇心や研究心があり、知識や熟練した技術・技能を持ちたいと考えている人
(4)実践的に職業能力を磨き、集団の中で協調的に行動できる人

◎カリキュラムポリシー(教育課程編成の方針)

文部科学省の定める「地域総合科学科」のあり方を踏まえて、キャリア教育及び職業教育を体系的に学ばせることを基本として、次のようにカリキュラムを編成する。
(1) 社会的・職業的自立のために、教養科目及び基礎的職業科目を必修科目として、あるいは選択必修科目として学修させる。
(2) 各フィールドごとに専門的な職業科目を体系的に履修できるよう構成し、基礎的・共通的科目から専門的な科目へ、また、応用実践的な科目へと展開するよう構成する。
(3) 職業教育においては、短大の学習と地域社会との繋がりを認識させることや、地域や企業という共同体に生きる知恵を現場実習や学校行事・連携ボランティア活動等において身に付けることができるようにする。

◎ディプロマポリシー(学位授与の方針)

建学の精神に基づき、地域総合文化学科として、地域文化の探求と発展を目指し、地域の多様なニーズに応えることができる創造性豊かな人材の育成を図るため、「総合キャリアフィールド」、「ウードフィールド」、「アートフィールド」の三つのフィールドを設けている。各フィールドは、それぞれの専門教育の中で次のような資質の形成に努める。
(1) 総合キャリアフィールドにおいては、職業及び社会生活に必要な実践的能力の育成を目指し、資格取得が図れるよう専門科目群からなるユニットを配置し、将来の自己実現に向けた多様な選択により、地域社会に生かすことができる資質の形成を図る。
(2) フードフィールドにおいては、職に関する知識・技術を十分に習得して、それを地域社会の発展に役立てることができる資質の形成を図る。
(3) アートフィールドにおいては、創造的な芸術の表現能力を磨き、それを地域文化の発展及び産業の振興や街作りに役立てることができる資質の形成を図る。
以上のことを踏まえ、本学では建学の精神である「三敬精神」を実践体得し、所定の単位を修め、豊かな教養と人間性を身に付け、それぞれのフィールドの中で専門的知識・技能を修得した学生に卒業を認定する。 

◎本学名の由来

文星とは、中国天文学でいう文昌星という星座(6星)のことである。このことは、司馬遷編の「史記」(紀元前91年頃に完成した130巻の書物)の中に次のように書いてある。北斗七星の中の主星である「斗魁」という星を頂く6星を文昌星と言い、古来より学問、文学の神として崇拝してきたと。北極星のまわりにある大熊座という星座は、北斗と文昌と三台という3つの星座の合計でできており、北斗の柄杓の水を汲む部分の四角形の4星の右側にある6辺形を為す6星が文星である。文星を捜す目印である、北斗七星を文星6星へ導き手として校章とし、ここに学ぶ若者が学問、文学への情熱を高めるためのマークとしたものである。

◎本学の沿革

明治44年 2月 私立宇都宮実用英語簿記学校創立
大正 4年 3月 私立宇都宮実業学校と改称
大正11年 3月 栃木県宇都宮実業学校と改称、夜学専修科設置
昭和 3年 3月 夜学専修科廃止、第2本科設置 私立宇都宮商科学校設置
昭和 4年 6月 宇都宮女子実業学校創立
昭和 6年 3月 私立宇都宮商科学校廃止
昭和18年11月 財団法人栃木県宇都宮実業学校に組織変更及び財団法人宇都宮女子商業学校に組織変更
昭和19年 3月 第2本科生徒募集中止、宇都宮第二女子商業学校を創立
昭和23年 1月 財団法人栃木県宇都宮学園高等学校に組織変更、栃木県宇都宮実業学校・宇都宮女子商業学校・宇都宮第二女子商業学校を併合し、高等科(男子部・女子部)とする
昭和25年 9月 学校法人宇都宮学園に組織変更、校名を宇都宮学園高等学校(男子部・女子部)とする
昭和28年10月 商業科の他に普通科を設置、女子部を宇都宮女子商業高等学校(商業科・普通科)と改称戦前の栃木県宇都宮実業学校第2本科を宇都宮夜間高等学校として復活
昭和31年 9月 学校法人育英学園に改称、宇都宮夜間高等学校を宇都宮育英高等学校(夜間・定時制)と改称
昭和49年 4月 宇都宮育英高等学校を休校とし、生徒募集を中止
昭和63年12月 宇都宮文星短期大学(文化学科・美術学科)設置認可
平成 元年 4月 宇都宮文星短期大学(文化学科・美術学科)開学
平成 3年 9月 宇都宮文星短期大学(専攻科・美術専攻)設置認可
平成 8年 4月 宇都宮女子商業高等学校を宇都宮文星女子高等学校と校名変更
平成11年 4月 文星芸術大学(美術学部)開学
平成12年12月 宇都宮文星短期大学美術学科廃止
平成13年 3月 宇都宮文星短期大学専攻科・美術専攻廃止
平成15年 4月 文星芸術大学大学院芸術研究科美術専攻修士課程(前期)開設
平成15年 4月 宇都宮学園高等学校を文星芸術大学附属高等学校と校名変更
平成16年 4月 宇都宮文星短期大学地域総合文化学科設置
平成17年 3月 宇都宮育英高等学校(定時制課程普通科)廃止
平成17年 4月 文星芸術大学附属中学校開学
平成17年 4月 文星芸術大学大学院芸術研究科美術専攻博士課程(後期)開設
平成19年 3月 宇都宮文星短期大学文化学科廃止
平成21年 3月 財団法人短期大学基準協会平成20年度第三者評価適格認定

▲ページのトップへ戻る