企画展情報

◎我が憧れの中国〜日本で描かれたその形象と心〜

写山楼展

 もっとも身近な「異国」として、近代以前の日本人が常に参照してきたのが中国でした。絵師たちは中国絵画を理想として仰ぎ、その美の真髄に近づくべく切磋琢磨していたのです。時代によって強弱は異なりますが、日本美術は中国美術から大きな影響を受け、そのエッセンスを受け取り、自らのものとして発展させてきたといえるでしょう。
 本展では、当館所蔵品から中国の事物や人物が描かれた作品を集め、展示いたします。与謝蕪村、田崎草雲、高久隆古らの描く人物たち、谷文晁、富岡鉄斎の筆あと峻烈な山水、田能村竹田、柳沢淇園、椿椿山の佳麗なる花鳥。日本の絵師たちが想い描いた中国を主題とする作品をさまざまにご紹介いたします。
 文化圏としての東アジア、その中心たる中国と、周縁としての日本。日本人の美的参照点として常に存在しつづけてきた中国美術が、日本でどのように受容され、昇華されてきたのか。ご覧いただくこれらの書画に流れる人々の思いに、心重ねるひとときをお過ごしください。

開催年月日:平成19年10月13日(土)〜12月8日(土)

文星芸術大学系列博物館相当館 上野記念館
〒320-0032 栃木県宇都宮市昭和2-5-8
TEL.028-625-5905 FAX.028-621-2929

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