企画展情報

◎第42回企画展 柿右衛門の系譜
  ―伊万里開窯400年 楠木谷から南川原へ―

柿右衛門の系譜

 肥前磁器の歴史をひも解くと、その草創期からヨーロッパ向け特需時代へ、柿右衛門窯は大きな役割を果たしました。17世紀後半にはオランダ東インド会社の仲介により、ヨーロッパの王侯貴族たちが求める高品質の乳白色地の赤絵磁器を量産し、熱いジャポニスムのうねりを呼び起こしました。これは後にマイセン窯の成立を促すことにもつながります。
 「古九谷」の産地論争も、その大部分が九州有田産で国内向けの初期肥前磁器であったとされる今、本展では、有田の主力窯であった柿右衛門系列の窯の歴史に焦点を当て、古九谷様式から柿右衛門様式への変遷を辿り得ることを、さまざまな資料からご紹介します。
また、併設展示として、第2展示室では公益財団法人三好園所蔵作品(旧三好記念館コレクション)展を併陳いたします。

【主な出品作品】
出土陶片一致の伝世藍九谷、同藍柿右衛門、同染錦色絵、「芭蕉」銘伝世品、「承應貮歳」銘伝世品、「延宝年製」銘伝世品、ヨーロッパから里帰りの定番濁手色絵

平成28年10月3日(月)〜12月10日(土)

文星芸術大学系列博物館相当館 上野記念館
〒320-0032 栃木県宇都宮市昭和2-5-8
TEL.028-625-5905 FAX.028-621-2929

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