MANGA COURSE

マンガ専攻

マンガ/イラスト/アニメーション

マンガはこの世で最も伝わりやすい発信の手段

マンガの世界はますます広がっています。商業マンガの市場は国境を越え、各国の言葉に翻訳されて世界中へ。また、電子書籍や簡易動画などの普及で、媒体もスマホやタブレットへと広がりました。さらに、マンガ表現を用いる仕事はゲーム・広告業界にも広がり、商業マンガ家以外にも、マンガ表現によって生きる道が数多く拓かれています。そして、日本はマンガの描き手の数も世界一。アマチュア、インディーズでも個人の手で作品を発信し、多くの称賛を集めたり、ときには経済的に成功したり、という出来事も日常的に起きています。マンガは「この世で最も伝わりやすい発信の手段」。だから、優れたマンガ表現は、爆発的な訴求力・拡散力を持っているのです。そのスキルを学び、理解し、新たな表現を創造して、広く社会で活動してくれる人を育てること。それが、当マンガ専攻の目標です。

マンガ専攻 4年間の流れ

1年次はマンガの基礎に加え、デザインや彫刻、工芸など幅広い分野を学び、それらの知識をマンガに繋げながらも芸術全般の基礎力を高めます。2年次からはマンガとイラストに分かれ、各分野で専門的に表現力を磨いていきます。3年次からはゼミごとに方向性が分かれますが、ほぼ個別指導で自分の目指す作品作りをしていきます。4年次の最後に行われる卒業制作展は、その集大成です。

COMIC ステラ

マンガ専攻ではオリジナルの学内誌「COMICステラ」を刊行しています。以下のリンクから是非ご覧ください。
「COMIC ステラ」を読む

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1年次カリキュラム

First Year Curriculum

共通基礎(全専攻授業)


1年次前期には共通基礎科目として全専攻で、「デッサン」「色彩構成」「造形感覚」「素材研究」を学び美術の基礎を固めます。

 

専攻別授業

専攻別授業では、マンガ原稿用紙やCLIPSTUDIOなどの基本的な使い方から学び、短編マンガの制作を行います。つけペンを使ったアナログでのマンガ技法を身につけ、既存の作品を元にストーリーの構成を学ぶグループワークなど、マンガ制作の基礎を学びます。

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2年次カリキュラム

Second Year Curriculum

マンガ専攻では2年次から分野別の課題が始まりますが、教員や実習室等が分かれることはなく、同じ部屋でそれぞれの分野の課題を制作します。講評も、分野を分けることなく一緒に行います。内容に違いがあるとはいえ、どちらの課題でも、どちらの分野にも役立つ知識を得ることができるからです。そのため、課題ごとに分野を選び直すことも可能です。

マンガ分野 2年次

プロの画面を模写したり、古くから日本のマンガに大きな影響を与えてきた古典映画を解説付きで鑑賞したりすることで、画力・構成力の双方から創作の基礎力を養います。また、充分な資料を集め絵だけで勝負する「サイレント作品」や、自分を含む身近な人物をモデルにすることでキャラクターの性格を把握する課題など、制作においても基盤作りを重視しています。

イラスト分野 2年次

作品そのものを鑑賞する絵画とは異なり、イラストには必ず目的があります。2年次には「ある作品を人に紹介する」という目的を持った制作を通じて「伝えるための表現」を意識し、キャラクターイラスト課題では、あらゆる依頼に応えられるクリエイターを目指すために老若男女や動物の描き分けに挑戦します。

アニメーション分野 2年次

※アニメーション分野は今年度から始まった分野のため、課題に関連する画像がありません。ご了承ください。

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3年次カリキュラム

Third Year Curriculum

ここからは分野で課題を分けるのではなく、ゼミに分かれて各自で「マンガ」「イラスト」「動画」「3D」などを選択しながら制作を行います。各ゼミの方向性は「商業マンガ雑誌への掲載」「プレゼンやグループワークの強化」「産業連携や新分野の開拓」など、多岐に渡ります。大きな市場を持ちつつある「スマホ向けwebコミック」の作り方や、3Dモデリングの基礎など、必須になっていく技術についても学んでいきます。魅力的な絵を描く技術を身に着けたことで、学内誌「COMICステラ」の表紙に抜擢される人もいます。

特別講演

プロのクリエイターをお招きしての特別講義や技術指導などは、ゼミや分野を問わず参加することができます。
マンガやイラストの分野で活躍中の先生たちはもちろん、那須どうぶつ王国主導による「プロジェクト9b」についての講義など、「クリエイト」そのものを活かす試みについて、直に学ぶことができます。

全ゼミ生で行う特別講義では、プロのクリエイターを迎え実践を交えた作品の作り方を学びます。
地域連携としてマンガやイラスト、アニメーションを活かした実際の広報活動を知ることで、自身の創作を活かせる場について学びます。

展示の予行演習

卒業制作展を見据え、3年次では北斗祭で3年生全員での作品展示を行います。個人の制作だけではなく、展示全体のスケジュール管理などを把握し、実践することが目的です。

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4年次カリキュラム

Last Year Curriculum

4年次には、3年次に学んだことを踏まえ、さらに自分の専門的な分野での創作を深めていきます。個人での制作の他、中には帝京大学との共同研究でVR作品の制作や、産学連携で外部の企業から依頼を受けた仕事の制作を行う学生もいます。

卒業制作

これまで培ってきた自分の世界を、いよいよ外部に向けて発信する時です。
前期中は制作をしながら冊子作りの知識を身に着け、後期には卒業制作の完成形として、各自で卒制作品を収録した個人冊子の制作を行います。冊子は印刷所へ発注することを前提とし、製本された冊子をもって提出となります。
卒業制作展は学生の自主的な意図に基づいて、例年COMITIA(自主制作漫画誌展示即売会)への参加や、宇都宮市内での展示等を行っています。即売会では実際にお金のやり取りが発生し、自分の作品の価値がシビアに問われる緊張の一日となります。
作品の制作と同時進行で、企画作りや展示の準備を行います。外部の人との打ち合わせや宣伝など、これからのクリエイターにとって必須となる「自己プロデュース」の力を磨きます。