新入生へのメッセージ

 

ー全文書き起こしー

 

 

新入学生諸君、 文星芸術大学、同大学院、並びに宇都宮文星短期大学へのご入学おめでとう。

 

大学の入学式は一生に一度、みんなの人生にとっては大きな節目であり、 生涯忘れることができない大事な行事です。

 

でも、新型コロナウイルスが世界中に広がってしまい、 近代において人類が体験したことがない重大な危機を迎えています。

 

いつもなら新入生諸君の一人ひとりの元気な顔を見ながら、 ご来賓の方々や保護者の皆様の祝福を受けながらの入学式を挙行したかったのですが、 残念ながらそれはできないので、文章で祝辞をお伝えすることになりました。

 

今はコロナ騒ぎが一日も早く治まって、また安心、安全、穏やかな平和を取り戻した時に 皆さんと学び舎で会えることを楽しみにしています。

 

それまでは各専攻の先生たちからの出題、オンライン指導による課題等に しっかり取り組んで、授業が開かれる日に備えてほしいと思います。

 

そうそう、こういう時こそ、いや、こういう時だからこその「プラス思考」。 「外出しないで」「人と会わないで」という今の状況に落ち込まないで、 逆に絶好のチャンスと考えて、課題の合間に普段はちょっと敬遠しがちな哲学書を読む、 日本文学全集や世界文学全集を片っ端から読むとか、 あるいはタブレットで名作映画や古典芸術を検索する、 これから始まるAI、5Gの世界を調べたりと、 人生観を磨く機会にしてほしい。

 

どうか一日一日を大事にして、この世界的大災害をみんなで乗り切りましょう。 新入生諸君やご家族の皆様のご健康を心から祈念しつつ 一日も早く開校できる日を楽しみにしています。

 

令和二年四月 ちばてつや