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トチギ・デッサングランプリ2021
2021年のデッサングランプリは終了しました。 ご参加の皆様ありがとうございました。

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

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[ MOVIE ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021[ 石膏デッサンの部 ]

[ GRANDPRIX ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

トチギ・デッサングランプリ2021

大賞

滋賀県立栗東高等学校 3年生

森定 夏彦

背中側も魅力がある石膏像は少ない。マルスの背中は美しい。それはマルス特有のムーブメントを正面から見るよりも背中側から見た方がより感じとれるからであろう。左右の腕の動きの違いや、首の柔らかな傾きが非常によく表現されています。鉛筆の柔らかな色調がこのデッサンのもう一つの魅力です。素直に対象物を観察し丁寧に鉛筆を乗せています。この素直な見方、表現を大切にして行ってください。来校型ではこの位置からの席順はありません。

優秀賞

[ OUTSTANDING AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

群馬県立西邑楽高等学校 3年生

野村 葵

雰囲気のあるいいデッサンです。 パジャントの持っている空気感と、全体の感じをよくつかんで描かれています。 但し、石膏の白さをもっと感じれると良かったのと、首と手前の石膏の断面が描き切れていない(形になっていない)のが残念です。抵抗感のある形が描けていれば、奥行き感のある更に良い作品になっていたと思います。

優秀賞

[ OUTSTANDING AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

栃木県立真岡女子高等学校 卒

高畠 詩織

全体の印象は良いです。顔の張りは、中心からの筋肉の伸びる方向に合わせて「ひっぱられる感」が出ると、更に生き生きとした表現になります。右肩部の表現そのものは良いです。そこで更に手前にせり出している肩から上腕にかけての強弱と、肩の鎖骨から肩甲骨の先端の交点にややアクセントを置くと強くしっかりした像になるでしょう。描写自体はかなり良い!

新人賞

[ NEW FACE AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

宮城県宮城野高校 2年生

阿部 穂乃花

ヘルメスを俯瞰(ふかん)した位置から描いています。非常に難しい角度からの挑戦で難易度は高いです。来校型ではこの位置の席順はありません。特にヘルメスのように頭が下に傾いている像を上から俯瞰して観るということは、難易度はさらに上がります。その難しさを物怖じせずしっかりと描ききっていることに驚きます。鉛筆の表現に稚拙さが残りますが、観察力は持って生まれた才能かもしれません。

三田絵画賞

[ MITAKAIGA AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

栃木県立大田原高校 3年生

片桐 青龍

バランスよく画面におさまり、逆光の雰囲気も出ています。生き生きとしたタッチですが、同時に粗さも少し残るので、もう一歩繊細な仕事が入るとなお良いと思います。

KILALA賞

[ KILALA AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

栃木県立宇都宮東高校 卒

熊倉 愛理

身体正面のこの位置は左右の髪が前後にねじれる動きや奥行き、体の量感が表現しづらく非常に難易度が高い場所です。向かって右の髪の形に違和感があり肩にかけて流れるような動きが足りない点が残念ですが、質感や状況に対して非常に丁寧で自然な描写ができており高いスキルを感じます。6時間という制作時間での完成度も申し分無いでしょう。

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021[ 構成or静物デッサンの部 ]

[ GRANDPRIX ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

トチギ・デッサングランプリ2021

大賞

宇都宮文星女子高校 3年生

瀧本 小春

出題で求められていることは理解していて、好感は持てるし、 上手い 作品です。 しかしながら、自己分析(自分の特性を深掘りし、誰にも負けない武器を探すこと)することで、さ らに作品に凄みが出てくると思います。あと、身体の厚みを意識しましょう。

優秀賞

[ OUTSTANDING AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

茨城県立下妻第一高等学校 卒

正岡 萌日

人物表現の写実性が素晴らしいと思います。光と影の関係性やバックのトーン含め空気 感 もよく描 かれています。顔に比して花弁の柔らかさや繊細さが表現できていたら、もっと高い評価を得られた のではないでしょうか 。 構成について、花とのバランスを考えて人物を右寄りに配置したのはわかり ますが(細かいことを言えば)もう少しだけセンターに寄せても良いのかなと言う印象はあります。 いずれにせよ絵(絵画)としての魅力があります。

優秀賞

[ OUTSTANDING AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

宇都宮短期大学附属高校 卒

齋藤 遼

マスクを耳にかける仕草が印象的な絵に仕上がっています。自画像の課題の傾向として、内面性が感じられる絵が多い中、「仕草」と「目線」で動きが先に見えてくるところがこの絵の魅力です。また、目と髪、黒いマスクと画面上部に「黒」が集中し、手前にある百合の「白」との対比が鮮やかで見事です。画面左にある百合の形や、左右の肩の位置などにももっと気を配ってデッサンできれば、左の空間への抜けが広がり、さらに絵がよくなるでしょう。

新人賞

[ NEW FACE AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

文星芸術大学附属高校 1年

デンプシー レオン 竜

目がとても魅力的に描けています。構成の点では、百合と自画像との位置や色の関係が不明瞭で、た だの配置にとどまっているのが残念です。実際の空間ではありえない構図ですが、その中でも光を設 定し、距離感や見え方に説得力を持って描く訓練が必要です。まだ高校一年生ということで、これか ら課題を持って枚数を重ねて上達していきましょう

宇都宮メディア・アーツ賞

[ UTSUNOMIYA MEDIA ARTS AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

静岡県立沼津西高等学校 3年

佐藤 もえ

理性的な組み立ての出来ている良いデッサンだと思います。ただ、もう少し熱量が欲しいです。心が育てば自然と作品が良くなるタイプだと思うので、好きな作家を見つけるリサーチなどしてみると良いと思います。

文星賞

[ BUNSEI AWARD ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

静岡県立沼津西高等学校 3年

大塚 萌生

入試対策の作品としては、荒削りさ (葉の描き方、鉛筆の描線の雑さ、背景の文様化した花が悪目 立ちして厳しい評価をしないといけませんが、あなたが人に話したい「物語」の片鱗を垣間見られる という点を評価しました。そう見ると、背景の花の造形も、隠れた口元も意味ありげにも感じます。 しかし、表現は徹底した技術の上でさらに自由度を増すのだということも考えてください。

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

トチギ・デッサングランプリ実行委員会より2021年7月23日(金曜日・祝)に第6回トチギ・デッサングランプリ(6.th TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX)が文星芸術大学で開催されました。栃木県の芸術文化の発展のために美術大学を目指す受験生が一堂に会し、芸術の基礎となるデッサン力を養うことを目的に、美術大学受験を模したコンクール形式で行われました。
第6回目となる今回は、コロナ禍もありWebでの参加を可能とし、栃木県をはじめとする香川県・滋賀県・山形県・岐阜県・静岡県・福島県・宮城県・石川県の高校1年生から3年生、既卒生110名のエントリーがありました。(来校型73名、Web型37名) 回を重ねるごとに参加者が増加し尚一層の盛り上がりを見せております。審査員として宇都宮KILALA美術学院、益子町三田絵画研究所、宇都宮メディア・アーツ専門学校より講師の先生方、文星芸術大学の日本画・洋画・立体・デザインの教授陣とともに公開審査、講評会が行われ、審査員の先生方から幅広い視点のアドバイスがありました。
表彰式ではコンクール1位に大賞(2万円)、2位・3位に優秀賞(1万円)、高校1・2年生の参加者の1位に新人賞(1万円)が表彰され、文星芸術大学のスタッフが制作したトロフィーが授与されました。また、審査・講評会に参加いただいたKILALA美術学院さんよりKILALA賞1名、三田絵画研究所さんより三田賞1名、宇都宮メディア・アーツ専門学校さんよりメディア・アーツ賞1名、文星芸術大学より文星賞1名が贈られました。
デッサン初心者から経験者までお互いに刺激を受け合い、新たな目標をしっかりと見据えられたことは参加者の大きな糧となるでしょう。2022年夏に第7回トチギ・デッサングランプリの開催が予定されています。美術受験を考えている諸君、デッサンが大好きな諸君、美術に興味がある諸君の参加をお待ちしています。

文星芸術大学トチギ・デッサングランプリ実行委員会

TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

栃木の芸術文化発展のために2021年7月23日(金曜日・祝日)に第6回トチギ・デッサングランプリを文星芸術大学で開催いたしました。栃木県の芸術文化の発展のために美術大学を目指す受験生一同を会し、芸術の基礎となるデッサン力を養うことを目的に、美術大学受験を模したコンクール形式で行われます。今年は高校1年生から3年生、既卒生110名近くのエントリーがありました。回を重ねるごとに参加者が増加し尚一層の盛り上がりを見せております。

刺激を受け合い、糧となるデッサン初心者から経験者までお互いに刺激を受け合い、新たな目標をしっかり見据えたことは参加者の大きな糧となるでしょう。2022年夏は第7回トチギ・デッサングランプリの開催が予定されています。美術受験を考えている諸君、デッサンが好きな諸君、美術に興味がある諸君の参加お待ちしています。

審査員による公開審査、講評会審査員として宇都宮KILALA美術学院、益子町三田絵画研究所、宇都宮メディア・アーツ専門学校より講師の先生方、文星芸術大学の日本画・洋画・立体・デザインの教授陣とともに公開審査、講評会が行われ、審査員の先生方から幅広い視点のアドバイスがありました。

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2021年のデッサングランプリは終了いたしました。次回開催情報はしばらくお待ちください。

開催概要

開催日: 2021.7.23(金・祝日)

開催場所: 文星芸術大学

参加費: 無料

受賞:

石膏デッサンの部

大 賞 1名(金2万円)

優秀賞 2名(金1万円)

新人賞 高校1〜2年生 1名(金1万円)


構成or静物デッサンの部

大 賞 1名(金2万円)

優秀賞 2名(金1万円)

新人賞 高校1〜2年生 1名(金1万円)


その他の賞

KILALA賞:1名

三田絵画賞:1名

宇都宮メディア・アーツ賞:1名

文星賞:1名


※以下 五十音順

足利市立美術館:5名

鹿沼市立川上澄生美術館:5名

小杉放庵記念日光美術館賞:5名

COPIC賞:2名

さくら市ミュージアム 荒井寛方記念館:5名

佐野市立吉澤記念美術館:5名

白木屋画材額縁店:5名

STAEDTLER賞:1名

那珂川町馬頭広重美術館:10名

ペニーレイン賞:4名


その他企業賞多数

参加賞として、STAEDTLERの鉛筆とコカコーラより飲料水があります。

※賞品等は、変更になる場合があります。

 

タイムスケジュール:

8:30 集合 挨拶

9:30~15:30 デッサン 6時間(昼食を含む)

15:30~16:30 公開審査会

16:30~17:30 講評会及び表彰式

※ インスタグラムで審査会・講評会をライブ配信いたします。下のQRコードからアクセスしてください。

16:30 講評会 表彰式

 

審査員:

佐々木 悟郎(文星芸術大学 デザイン分野)

繁村 周(文星芸術大学 地域文化創生分野)

多田 夏雄(文星芸術大学 油画分野)

千葉 知司(文星芸術大学 デザイン分野)

中村 寿生(文星芸術大学 日本画分野)

三田 陽生(三田絵画研究所)

毛利 将司(KILALA美術学院)

島 六新太(宇都宮メディア・アーツ専門学校)

吉田 利雄(文星芸術大学 立体分野)

※五十音順

[ ABOUT ] TOCHIGI DESSIN GRANDPRIX 2021

無料送迎バス

8:30 JR宇都宮駅発
JR宇都宮駅発は、トナリエロータリー前より出発
・8:40 東武宇都宮駅発
東武宇都宮駅発は、白木屋前より出発・
※東武宇都宮駅発はJR宇都宮駅発の発後になります。
18:00 帰り 大学発 東武、JR宇都宮駅行き

協賛 ※順不同

後援 ※順不同